80歳でケアマネジャーを目指すMさんのお話
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ケアマネジャー(介護支援専門員)実務研修受講資格試験は、毎年秋に1回実施されます。ワタシは本試験問題集の制作を担当している手前、受験のおよそ3ヶ月〜1ヶ月前になると、有り難いことにそれはもうたくさんのお問い合わせが電話、FAX、E-mail、ハガキ…四方八方から頂戴します。仕事の合間に問い合わせの対応をしているのか、問い合わせ対応の合間に仕事をしているのか分からなくなる感じとでもいいましょうか…。
どんなお問い合わせが多いかといいますと、やはり問題集の内容に関するお問い合わせがダントツです。この他にも介護保険法の内容解釈に関するもの、「ワタシは合格するのでしょうか?」といった、まるで占い師に尋ねるようなもの、「試験は基本テキストのどこから出題されますか?」「勉強しなくても確実に点数がとれるところはどこですか?」といった本試験の出題のヤマを当てて欲しいという切なる願いがこもったもの等々。試験日が近づけば近づくほど、藁をもすがる思いの問い合わせが多くなります。それはそうですよね。みなさん焦ります。毎日の業務遂行だけでも、てんやわんやなのにさらなる受験勉強は本当に大変なことだとお察しします。
お問い合わせいただいたエピソードで1つ、いいお話がありますのでご紹介したいと思います。九州地方にお住まいのMさん、男性。御年80。薬剤師。今年で3回目の受験をされるとのこと。2回、3回受験し直す方は、皆さん大きな声でおっしゃらないだけで案外多いことを伝えると、明るい笑い声が受話器から聞こえました。弊社発行の問題集をご購入いただいたとのことで、解答に関するお問い合わせでした。
不躾ながらワタシは、どうして80歳でこの受験に思い立ったのか質問させていただきました。そうしたら、「自分の友人らの介護計画を作ってやりたい」とのことでした。
直球でジーンときました。自分のことよりも、ご友人のこと。しかも何度も挑戦する。ステキでした。